アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

日本とアメリカの商慣習の違いが日本のApp Storeにて不正行為を増幅させているという件 #AppStore定点観測 9/5

      2015/12/19

日本とアメリカの商慣習の違いが日本のApp Storeにて不正行為を増幅させているという件 #AppStore定点観測 9/5

土曜日の今夜はゆっくりと、やまもといちろうさんの素晴らしい記事を読みながら物思いに耽ってみてみましょう。

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【山本一郎】Appleのデジタルコンテンツの方針とモンストBANの現状 – 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/236/G023612/20150903105/
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ソーシャルゲーム界のプロモーション技法として当たり前のシリアルコードは、
・ゲームの配信開始前に事前登録を行ってくれたユーザーに配布
・ゲーム雑誌に掲載
・期間限定のキャンペーン参加で入手
・ゲームイベント来場者に配布
・ゲーム関連グッズ購入特典
・コラボキャンペーンとして他のアプリをダウンロードしたユーザーへプレゼント
などで入手できます。

このシリアルコードをゲームアプリ内やゲーム公式サイトから入力することで、ゲームを有利に進めることができるアイテムやキャラクター、アプリ内課金で購入できる仮想通貨を得られるのです。

ちょうど先週土曜日に起こった「モンスト」のApp Storeからの突然のBAN( http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1508/29/news032.html )の原因は、公式な発表は結局ありませんでしたが、このシリアルコード配布が規約違反行為であることによるものであったと数多くのメディアで取り沙汰されました。

この事態に呼応するように、「スクールガールストライカーズ」や「黒猫のウィズ」での「招待コード」の終了やモンストの「友達招待キャンペーン」の廃止が次々と発表されました。

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「招待コード廃止ってのは悪い隊長の増加を防ぐって意味で賛成かな?
#スクスト」
https://mobile.twitter.com/apptokyo/status/638360197690318848
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「■友達招待について
いつも「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」をお楽しみいただきありがとうございます。

友達招待につきまして、諸般の事情により、9月4日15:59をもちまして終了させていただきます。
また、9月18日15:59まで予定しておりました「招待キャンペーン」につきましても、9月4日15:59に終了させていただきます。」

http://app.tokyo/2015/09/02/2492/
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「モンスト」友達招待キャンペーン終了へ Appleからの要請で Android版も巻き添えに – ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1509/02/news162.html
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パズドラとハンターxハンターのコラボ( http://app.tokyo/2015/07/17/1878/ )のように、シリアルコードを介したキャンペーンがそのまんま他のアプリブースト行為へつながるのは、まんま「おこづかいアプリ」のやっていることと同じで規制されるべきであると思いますが、そのゲーム自体を盛り上げるキャンペーンはユーザーの継続性の維持や、ソーシャルゲームのまさにソーシャル性を高めるプロモーションとして最適な方法であったと思います。

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「日本では,リワード広告やシリアルコードでタイアップをかけたりする広告宣伝の方法は何も抵抗なく受け入れられているが,アメリカでは,ユーザーによってその情報を知ったり知らなかったりすることでユーザーの遊び方に有利不利があると,プラットフォーム業者としての公平性が損なわれることが差別などにつながるという考え方がある」
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実際、上記記事を受けて、Twitter界隈などでは「事前コードまで禁止となるのは、そのゲームを心待ちにしてくれているユーザーへの贈り物として最適なプロモーションだったのに厳しいよなぁ…」という意見が多く見られました。
家庭用ゲームソフトでも「Amazon限定予約者特典」などで、特別なゲームアイテムが手に入るシリアルコードや二次元バーコードが付属するキャンペーンが5年ほど前から販促に利用されています。

で、なんでもかんでもブーストの話題につなげると多くのあきれ顔で迎え受けられているアップトーキョーですが、こうなったのもやっぱり日本のApp Storeランキングだけが、特殊な「おこづかいアプリ」の跳梁跋扈でブーストしまくって、目も当てられない状況にまで発展してしまった〝行き過ぎ〟が根底にあったからだと確信しています。

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「これらの問題は「日本とアメリカでの,商慣行におけるフェアという概念の違い」に依拠している」

「日本では,そのような消費者の公平性を損ねる行為を直接規制する法律がなく,消費者庁では景品表示法か,ビジネスでは独占禁止法など公正取引委員会で議論されるような内容になる」
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「Appleの規約違反であっても、違法行為ではない」「取り締まらないプラットフォームのせい」「ユーザーへアプリダウンロードを促進する最も効果的な手法」と口を揃えて、日本独自の商慣習を唱えていたブースト界隈であります。

BANされようが捕まらなければ何でもオッケーみたいな風潮で、金になるからと不正行為を繰り返していた日本のアプリ業界は、はたして世界に誇れるものなのでしょうか。

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