アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

ガラケー時代の凋落の時 粉飾決算で上場廃止、経営者逮捕となったインデックスとは #AppStore定点観測 12/14

      2015/12/28

 
携帯電話とかゲームボーイとかウォークマンとか電子辞書とかを取り込みながら、スマートフォンはモバイル機器の王座に君臨しておりますが、果たして5年後はどうなってるのでしょうね。

これから5年の間に、スマートフォンが死んでいくという可能性が示唆されている。

その代わりに、私たちは AI を駆使したヘルパーに話しかけ、スクリーンを必要としなくなるという。

そんなに進化しないような気もしますが、5年前は確かにまだまだ多くの皆さんがガラケーを利用していました。

そんなガラケー向けのコンテンツで巨大産業を築き上げたひとつの会社がありました。

image

そう「無料でお小遣い稼ぎ ポイントオン」のインデックスです。

世田谷の三軒茶屋駅徒歩0分、遥か天まで届くようにそびえ立つキャロットタワー。10数年前に訪れたときは、首からインデックスのネックストラップをかけた若くてイケメンだったり可愛い子ちゃんだったりがゾロゾロとキャピキャピしていて、従業員専用のエレベーターホールにキラキラしながら入って行く様子を涎垂らしながら憧れの眼差しを向けた後、諦めのため息と共に東京餃子楼に並びに行ったものです。

そんなガラケーコンテンツも1999年に登場したiモードと共に「公式サイト」という名の「メニューリスト」に掲載されたケータイサイト月額315円入会したら忘れたまんま払い続けるビジネスで旺盛を極めました。

しかしながらそれから十余年、個人資産4000億円とも言われる経営者が、粉飾疑惑で逮捕されるという事態にまで落ち崩れてしまったのです。

ジャスダックに上場していたゲーム制作会社、インデックスが粉飾決算をしていたとして、東京地検特捜部は5月28日、同社会長の落合正美氏と妻で社長の落合善美氏を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で逮捕した。

 同社は2012年8月期連結決算で、実際には経常利益が8600万円で純資産がマイナス4億1100万円の債務超過だったにもかかわらず、架空の売り上げを計上するなどして経常利益が9億1700万円、純資産が3億9800万円あるとする虚偽の有価証券報告書を提出した疑いがある。関係者によると同社は、商品の取引をしていないのに帳簿上は取引が繰り返されていたように見せかける循環取引の手法で売り上げ、利益を水増ししていたといわれている。

2014/05/31 ビジネスジャーナル

公判はいまなお続いていて、容疑を否認し無罪を主張しているそうです。

被告は、2012年8月期の決算で、関連会社などを使って架空の取引を繰り返す「循環取引」によって黒字が出たように決算を粉飾し、嘘の有価証券報告書を提出した罪に問われています。

初公判で2人は「私は無罪です」と起訴内容を否認しました。検察側は冒頭陳述で「被告2人は、2001年8月期から業績予想を達成したように仮装するべく、部下に架空売り上げの計上を指示した。粉飾決算をやめるべきとの進言もあったが、会社の好調な業績を仮装することに執着して聞き入れなかった」などと指摘しました。

2015/06/08 テレ朝news

2001年、ケータイバブルが始まりとともにいち早くジャスダック上場を果たしたインデックス、その10年後の2011年には5期連続赤字で債務超過状態だったそうです。そう2011年はiPhone 4Sが発売されて、爆発的に売れたのが話題になった年です。同じくしてガラケーが影を窄めせいぜい二台持ちの通話専用機となりiモードパスワードはそのままロック解除パスワードに移り変わって行きました。

WAVちょんぎって“着うた”と名付けてアップするだけでアフィ会員増やせたガラケービジネスと、莫大な開発費を投じて無料ゲームを作るスマホソシャゲビジネスはまったく似てもいないし非なるものです。
それに乗り遅れた企業の栄枯盛衰の果てに粉飾容疑で上場廃止、経営者逮捕という事例でありました。

存続会社となったインデックスは、資本金1,000万円と中小企業化して、「ポイントオン」でリワード広告掲載メディアなどをつづけております。

image

image

 
スマホアプリもいつまでも続いて行く訳ではありません。今日も無料アプリを不正にランキング操作する業社が、Amazonギフト券を配りまくりながら、残された利益を刈り取って行くのです。

せっかく普及したスマートフォンとともに定着したアプリをダウンロードするという行為が、その金脈に目をつけた悪徳業社が質の低いアプリを粗製乱造して、さらにブーストをやりまくってランキング上位で人気のあるアプリだと消費者を欺いたり、検索ブーストで人気検索を操って不必要なアプリばかりになると、ユーザーの信頼を損ない、ユーザー離れがおきて、本当は半世紀続いたかもしれないアプリストアというプラットフォームが早い死を迎えてしまうでしょう。日本のApp Storeは今まさに死に瀕していると言っても過言でありません。

image

image
image

image

image