アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

「リワード広告」はアプリのプロモーションとしてテレビCMも記事広告もバナー広告もあらゆる広告媒体を殺す不正行為だ #AppStore定点観測 12/28

   

 
こんばんは、今夜もこのアプリが大活躍いたします。お手元でご一緒にお楽しみください。あ、Split View対応してないわ、無理でした…。

アップトーキョー
カテゴリ: ビジネス
現在の価格: ¥480

「リワード広告」がいかに悪質な手段であるかは、この怪しい記事がとても良く状況を解説しています。

今のところ残念ながら(?)いろんなアプリコミュニケーション施策の中で、リワード広告は最もコスパが良く、最初に導入検討すべきものとなっているのが現実のようです。リアルタイムでDLとか課金のグラフがどっかんどっかん上がるのを目の当たりにする時に得られる手応えは、プロデューサーにとって病みつきになるほどの力もあるみたいです。

なぜこの世に悪徳商法やインチキ商品がはびこるかというと、詐欺師は自分たちの売り物が偽物だとわかっているから、どうやって買わせようかとコミュニケーションをものすごく研究するわけですよ。
でも真面目な会社は、いいものだから売れるだろうという安心感でそこをおろそかにしがちなんですね。
たとえば商品のバックストーリーだって、偽物商品はどんだけでも嘘つけるわけで、オバマ大統領もすっかりハマっちゃってますぐらい言ったって平気なわけですが、誠実商品は事実の範囲内でしか書けません。
こりゃ負けますわな。

プロモーションに携わっている方自ら「リワード広告」は、悪徳商法やインチキな偽物を売るのと同じことであると認識しているわけです。

「リワード広告」は、そんな不正行為であるわけですが、アプリを売りたいゲーム会社からすれば数あるプロモーション施策から「最もコスパが良い物」を選びたくなってしまうのは事実。
ただそれが、他のどんな施策より悪い意味で優れていたらどうなってしまうのでしょうか。

例えば、牛丼屋のうち一店舗が盗品である牛肉を使って、一杯180円という超激安価格で販売したとします。これは他店はとても追従できません。消費者も盗品とは知らず、安さに惹かれて殺到するでしょう。他で真っ当にやっている牛丼屋はその影響で利用者が減ってしまいます。

例えば、駅前のスーパー3店舗のうち一店舗だけがメーカーと裏取引をしていて、他店より卸値を半額で商品を置いていたとします。他の2店と同じものが、なぜかここだけ半額近く安い!なぜか分からないけど企業努力か?お客は殺到。他店を差し置いて大人気となります。

「コスパが良い」。この言葉は、平等で健全な競争の中で使われるべき言葉です。決して、悪徳商法やインチキ商品、詐欺師が偽物を売っているような業態の中で、他社や他の手段と比べられるべきものではないのです。

 

リワード広告を使った事例

Cygames, Inc.の「グランブルーファンタジー」というソーシャルゲームアプリがあります。12月11日〜12月15日の5日間という長期間ブーストを行っていました。

その時の状況を『アップトーキョー』アプリの「記事を読む」と「リアルタイム定点観測」から見てみましょう。

 
==== 12/11 ====
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日付けが変わってすぐ多段ブースト開始。Aimingの「ひめがみ絵巻」や「ダイスの神」より5円以上高い1ダウンロード30円という高単価でブースト。

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ランキング圏外から午前3時には急上昇、お昼までに60位台まで上昇させ、夜の更新では18位と好調な滑り出し。

 
==== 12/12 ====
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さらに単価を変えずにブースト続行。

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これが功を奏して総合10位まで飛躍。以後その順位を維持。

 
==== 12/13 ====
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3日目もブースト続行。さらにここで単価を上げてきている模様。ランキング維持のための件数を減らしつつ単価を上げて、今までダウンロードしていない「おこづかいユーザー」を喚起させようとしているのか。

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トップ10落ちするもランキング維持は成功。

 
==== 12/14 ====
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4日目、ついに1ダウンロード53円、61円と、初日から倍のユーザー単価にまで上昇した「おこづかいアプリ」もあり。

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一時総合9位にまで伸長するが、トップ10維持が精一杯という感じ。

 
==== 12/15 ====
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ブースト最終日、やはりユーザー単価50円付近での調整。

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延べ4日間に渡りトップ10を、行ったり来たりと、App Storeを普通に見に来たユーザーへはさぞかし人気のアプリであるように見えたことでしょう。

しかしリワード広告によるまやかしは次の日に剥がれ落ちてしまいます。

 
==== 12/16、12/17 ====

この日の定点観測でリワード広告の出稿停止を確認。さて、ランキングは?

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ブーストをやめた途端、維持していたランキングの下駄が外れて急旋回。
深夜〜早朝にかけてマイナス20。
夕刻〜夜半にかけてマイナス20。という美しい下降曲線を描きます。

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ブースト停止2日目の深夜には70位台で下げ止まったかに見えましたが、他の多段ブースト勢に押し出される感じでそのまま100位台まで落ちて行きました。

5日間のブースト費用は?推定ですが、

12/11 80円x5万件=400万円
12/12 80円x4万件=320万円
12/13 100円x3万件=300万円
12/14 120円x2万件=240万円
12/15 120円x2万件=240万円
———
合計 1,500万円

というイメージだと思います。

 

テレビCMを使った事例

この「グランブルーファンタジー」は以前にもお伝えした通り、このブースト施策の翌週末の日曜日に、フジテレビ系全国ネットの年末特番のゴールデンタイムお笑い番組の冠スポンサーとして、番組内やCMがバンバン流されました。

掛けた費用は、ブーストの1,500万円と一桁どころか、30倍も40倍も違うのではないでしょうか?
数億規模の莫大な予算を投じて行われたスポンサード。いったい幾ら掛ければ冠番組が持てるのか知ってる方いたら教えてください。

もちろんそのプロモーション効果は、番組放映直後からApp Storeのランキングには跳ね返って参ります。

==== 12/21 ====
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オンエア中の21時の更新で104位、そこから次のランキング更新で総合17位に急上昇!!

しかし放映翌日の夜のランキング更新で、他のブースト勢に押し出されランキングを落としてしまうと……

==== 12/22 ====
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そのままなだらかに…

==== 12/23 ====
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ただなだらかに……

==== 12/24 ====
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3日後には元の位置へ落ちてしまいました。

 
前週のリワード広告では数千万円規模で総合10位付近を延べ5日間維持して、最高位が総合9位でした。

そして、そのリワード広告の効果も維持したまま、冠番組でのテレビCM放映で勝ち取ったランキングは放映直後に総合17位……。そしてたった1日しか維持できず、翌日の夜には他のリワード広告利用アプリに振り落とされるように下降して行きました。

 

リワード広告は悪徳商法やインチキ商品、詐欺師が偽物を売っているのと同じ

この年末、アプリのプロモーションで一番安く、効果を上げることができたのは、「リワード広告」です。これは紛れもない事実です。

それはどんなに順当なセールスで、ユーザーの興味をそそりダウンロードを増幅させたとしても、太刀打ちできないほどの爆発力で偽物のダウンロードを促進し、インチキなランキングをユーザーに示して、詐欺師のようにユーザーを騙してダウンロードに誘います。

どんな人気俳優やアイドルを使ったテレビCMでも敵いません、それは以前からそうでした。

遥かに安い手段で、遥かに良い成果となるのは、それが不正手段であるからです。
適法の範囲であれば何やってもいいのが広告業界ですか?

リワード広告のおかげで、急成長した広告会社、アプリ業者があったでしょう。しかしながら、本来ならば、テレビCMや、ユーチューバーとのタイアップ、アプリのレビューサイトへの記事広告、そしてその他あらゆる正当なインターネット広告へ流れるべきプロモーション費用が、不正なランキング操作のために使われてしまいました。

テレビを見て「面白そうだ」、ウェブサイトでの紹介記事を見て「遊んでみよう」、バナー広告を見て「試してみよう」、それら本当に興味を持ってダウンロードされるに至ったはずの数千のアプリが、今年、「おこづかい欲しいからダウンロードするだけ」という情けない「リワード広告」というものに費やされてしまったのです。

「リワード広告が不正なのは分かっている。ただ私たちは面白いゲームを作れば良いだけ」

そう思ってるゲーム開発業界の皆さん、それはただの言い訳です。

どんなに良いものを作り出しても、遊んでもらうお客さんを騙して売ったらダメでしょう。
良いものなら、良いだけ費用投じて、本当にお客さんが興味を持ってダウンロードしてもらえるプロモーションをしませんか。

というわけでごく一部の方に「これは良いものだ」と絶賛販売中のアプリ業界必携のアプリはこれだ!

アップトーキョー
カテゴリ: ビジネス
現在の価格: ¥480

 

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