アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

ブーストで2億ダウンロード水増ししてもダウンロードが減っているといい続けた深刻な日本のソシャゲ業界2015 #AppStore定点観測 1/7

   

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「アプリのダウンロード数が減ってきている」

昨年からずっとソーシャルゲーム界隈で流行語大賞に輝くほど言われ続けてきた台詞です。

もちろんMAUや課金率の減少などビジネス面全体を統括して「ダウンロード数」に集約されているとは思いますが、この言葉を口にする方の思い描く“ダウンロード数”には、ブーストで得た偽物の、水増しされた数字が入ってしまっているのが深刻です。

その数、200億円市場と呼ばれるリワード広告界隈ですから1ダウンロード100円掛けたとしても2億ダウンロード……。AmazonギフトコードやiTunesギフトコードに換金するためだけにダウンロードされたそのアプリはすぐに削除されて、遊ばれることも端末に残っていることもありません。

日本で2010年ごろに広まったリワード広告は、今や年間200億円超の市場に膨らんだ。牽引(けんいん)役は成長を続けるゲーム業界で、ほとんどの人気ゲームがリワード広告を利用して浸透を図り、大手ならば1作品で1千万円以上を使う。

「お小遣いアプリ」増殖 特典付けダウンロード数稼ぐ アップル削除「順位操作だ」
http://sky.ap.teacup.com/checkit/1140.html

サイバーエージェントの広告子会社CAリワードの堂前紀郎(のりお)社長によると、日本で2010年ごろに広まったリワード広告は、今や年間200億円超の市場に膨らんだ。
(中略)
ある業者は「アップルへの申請時にはリワード広告であることを隠し、承認後にお小遣いアプリにつくりかえる」と明かす。発覚すれば「規約違反」で消されてしまうが、名前やデザインを変えて作り直し、お小遣いアプリひとつで何千万円も稼ぎ出すという。

しかもこれ宣伝部隊が勝手にやってることなので、開発や運用に従事する皆さんはその実数を把握していないのではないでしょうか。

御社のそのソーシャルゲーム、何ダウンロードがブーストで得たものか知ってますか?

 
2015/5月

売り上げ規模は増えているものの、アプリのダウンロード数はここにきて頭打ちになっており、ゲーム会社が新作タイトルに積極投資しても成功しにくくなってきた。新しいゲームを出さなければ、ユーザーに飽きられかねない。

2015/7月

スマホゲームのダウンロード数が横ばいから減少傾向にあること。2015年1-3月のGoogle Play のゲームダウンロード数は前年同期とほぼ同程度で、App Storeのダウンロード数は約80%。全体の売り上げが伸びているにもかかわらず、新たなゲームがダウンロードされなくなっているということは、似たようなタイトルが増えて、ユーザーが飽き始めているという兆候かもしれません。

2015/12月

ダウンロード数を稼ぐ,ユーザー数を増やすという意味においては,日本の規模感というのは,まだまだ全体のトップ10にも入らない程度です。
(中略)
ダウンロード数やユーザー数が少ない,狭められたターゲットに対してコンテンツを提供して収益を上げていくのか。

ランキングで見えるゲーム利用者の少なさというのは,限られた層しか遊んでいないという見方もできます。重複があるのでそのすべてとは言えませんが,ゲーム以外のアプリを使っている人達は,ゲームを遊んでいない可能性が高いわけです。

2016/1月

市場は成熟してきていると感じています。既存タイトルのダウンロード数は伸びていないですし、新しいタイトルが割って入ってくるのも益々難しい状況であると思います。我々は、新しいタイトルを次々と送り出せているほうだと思うのですが、単純にマーケットが混んでいると一言では片付けられない市場となっています。

こんなことを言いながら、「Noah Pass」で課金アイテム配布するかわりに他のアプリのダウンロード数水増ししているわけですね。

マーケティング支援ツール「Noah Pass」が持つ、ゲーム間の相互送集客機能を中心とした“B to Bシェアリング”のエコシステムが、それを押し上げてくれています。どうしてもゲームの当たり外れは出てきてしまいますが、ユーザーさんにお届けする基盤を作っていくということでは、とにかく計画と実行あるのみなので、そういう意味では順調だと思っています。

もはや国内の手の打ちようがない状況に、海外向けに力を入れるなんて数年前から言われ続けていますが。

国内だけではなく海外展開を当たり前のように捉えなければならない年になるかと思います。もちろん我々だけで出来るわけではないので、「goPlay」を通じて日本勢がしっかり海外に進出できるように尽力していきます。ゲーム業界がいっときの拡大ではなく、日本市場の拡大が止まったとしても日本発のスマホゲームタイトルが伸び続けていけるように取り組み続けていきたいと思います。

リワード広告に頼りっぱなしで、ダウンロード数を増やしてランキング上位で人気のあるように詐称してきた国内のゲーム会社が、その手法で海外でも通用すると思っているのでしょうか。

写真 2016-01-05 13 58 54
http://youtu.be/DJwSfANV6N4

動画リワードのCMにシュワちゃん起用して大々的にプロモーションするなんて力が、果たしてブーストでユーザーを騙し続けてきた国内のソーシャルゲーム事業者に残されているのか。

海外展開見据える前に、まずは広告会社と結託して不健全な日本市場を創出してきたソーシャルゲームビジネスを反省して、日本でやらかしてきた欺瞞的行為を考え直す時期ではないでしょうか。

 

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