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ガラパゴス日本では海外ほど『ポケモンGO』が流行らない理由 #AppStore定点観測 7/20

      2016/07/21

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『ポケモンGO』お待ちのお客様、おまたせいたしました。ブースト開始です!

最強攻略ニュース&動画&掲示板アプリ for ポケモンGO(pokemon GO)
カテゴリ : ゲーム/エンターテインメント/ロールプレイング
Yousuke Kijima

あ、コレジャナイ?……失礼いたしました。

しかしポケモンの世界では、日本中を旅しながら各地にいるポケモンをゲットしていく様が展開しててもおかしくないようですが、ことガラパゴスな日本のアプリ市場では『ポケモンGO』は海外での熱狂ぶりほど流行らないと思われます。

以前より指摘しておりますが、日本のアプリ市場はリワード広告によるランキング不正操作によって壊滅的な打撃を受けて崩壊寸前の斜陽と化しております。昨年まで総合ランキング150位の中で常時半数以上はお金によって操作されたニセモノの人気のないアプリがランクインしていたのです。特にトップ20だけを見ると18アプリはブーストアプリというのが当たり前の習慣であったわけです。

これに気付いたリテラシー高めのアプリユーザーは「おかしなアプリばかりランキングにある」「ゲームばっかりのアプリランキング」と嫌気がさしてしまいApp Storeを楽しみに見に来て、人気アプリを探すことをやめてしまいました。
読者の皆さんも年々、自分でダウンロードするアプリの数が減っていることにお気付きでしょう。

主要なアプリユーザーであった大人たちがApp Storeから離れてしまうと、残ったコアユーザーは中高生となります。彼らは普段から数十円のおこづかいを求めてアプリをダウンロードしたりしていますので、ソシャゲで高額課金などはいたしません。ほぼ無課金で、というか、ゲームも音楽も動画もマンガもタダで楽しめるのが当たり前と思っているユーザーです。

課金ユーザーは実はとてもとても少ないのです。ほんの一部の高額課金ユーザーによってアプリのセールスランキングは成り立っています。
これは、ゲーム業界の中の人が「悔しかったら家庭用ゲーム機に毎月10万円使ってみろよ」と言うほど、一部の高額課金者に支えられていることを熟知しているのが共通の認識です。

さて『ポケモンGO』はどうでしょう。既に配信開始されて2週間が経つアメリカのアプリ内課金アイテムは、本日このようになっています。

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アプリ内課金アイテムは売れている順番にソートされます。当たり前ですが、安い順番に並んでおります。
これは世界的な傾向ですが、唯一の例外があります。そう、日本です。

トップセールス1位の「モンスト」、2位の「パズドラ」のアプリ内課金アイテムをご覧ください。

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こうなっております。高額なものが売れるという矛盾した状態、これは高額課金者がガチャのためにゲームを遊んでいるという日本特有の現象なのです。

『ポケモンGO』にはガチャはなくゲームを有利に進めるアイテム課金要素と言えます。広く遍く安い課金アイテムから順番に売れており、高額課金アイテムはごく一部の利用者にしか買われず課金アイテムランキングでは下位となるというごく普通の購買消費行動が、残念なことに日本だけ根付いておりません。

配信開始時こそ熱狂的にダウンロードされて遊ばれるでしょう。しかしながら一般の消費者は「へー位置情報ゲームってこういうものなんだね〜」と数日で離脱、日本でのブームはあっという間に去って、あっという間に残ったユーザーは一部の高額課金ユーザーと中高生だけとなります。しかしながら射幸心を煽るガチャがありません、そう長くかからずに高額課金ユーザーはパズドラ・モンストなどの脳内麻薬ドバドバのソシャゲガチャ禁断症状がやってきて歩くのをやめてしまうでしょう。
最後に残るのは中高生からさらに下の小学生層です。彼らは課金しません。

もう戻れないところまで来てしまった日本のアプリ業界。世界的ヒットアプリであっても、崩壊寸前の市場を再活性化するところまでは行かないでしょう。
きっと1か月後にゲーム業界の人がこうつぶやいてるはずです、「悔しかったら家庭用ゲーム機にポケモンGOと同じくらい高額課金してみろよ」ってね。

 

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