アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

SEIJI KURIHARA「脱出ゲーム MMGOからの!ヌルっと脱出」がブースト #AppStore定点観測 1/3

   

昨年2月、Apple Store風紀委員会を恐怖のどん底に陥れたマジックミラー号が帰ってきました。

まずは振り返ってみましょう……こちら2016年2月19日、Apple Storeダウンロードランキングの総合1位となったアプリをご覧ください……。

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筆者に「もうApple Storeはダメかもしれないな……」と心から呟かせたクソアプリ、
Kaori Watanabe「イケ!MMトラック!素人でも抜けるかな?」。
もちろん、この総合1位は実力も話題も人気の欠片もございません。すべてリワード広告によるランキング不正操作によって引き起こされたものです。

その後しばらくマジックミラー号は沈黙を守っておりましたが、2017年初頭を飾るダイレクト直球なタイトルで、しかもインディーズ市場唯一の固定ファンを数多く持つ人気ジャンル「脱出ゲーム」を冠してやってまいりました。

脱出ゲーム MMGOからの!ヌルっと脱出
カテゴリ : ゲーム/エンターテインメント/パズル
SEIJI KURIHARA

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これが、もしあの悪夢のような昨年2月の惨劇を繰り返したとすると、カジュアルゲーム最後の砦となる「脱出ゲーム」ジャンルファンを大いに落胆させ、App Storeから離脱させる要因となり、延いてはアプリ市場全体を崩壊させるでしょう。これは決して杞憂ではありません、ブーストに支配され「お小遣いアプリ」が、「出会い系アプリ」が、「エロアプリ」が総合1位となってきたこの5年間において、どれだけの人々の信頼を裏切り、そして騙し、評価を下げ、App Storeユーザーを失ってきたのでしょうか。ダウンロード数の減少、市場規模の縮小を実態として感じたり、業界動向のニュースメディアをご覧になってきた方はもうご存知のことと思います。

リワード広告が市場を壊滅に導いたなんて大げさな、と思いますか?一昨年までリワード広告の市場規模は200億円超と言われてました。1DLの単価が100円(実際はもっと安い案件が多い)として年間なんと2億ダウンロード。App Storeランキングの総合1位が、昨年の傾向から1日10万DLとして365日で3650万ダウンロード。総合1位の1年間のダウンロード数より一桁多かった訳であります。これって信じられないような本当のお話でした。

さて、もちろんこのマジックミラー号と脱出ゲームの組み合わせはターゲティングに矛盾があり、ゲームのクオリティや、アイコンおよびスクリーンショットらは、固定層へネガティブな印象しか持たれないクソっぷりを露呈しております。

しかしながらアドベンチャーゲームカテゴリのトップ5程度には上昇し、他の優良な脱出ゲームを蹴落とすだけの効果は今回のブーストでもたらされると思われます。

願わくばランキングを駆け上がる前に、素早くレビューによる死亡が確定することを祈るばかりであります。

 
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