アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

ゴールデンウィーク狙いすまし中華の砲撃 ーー 違法無料音楽アプリが圏外から総合1位 #AppStore定点観測 5/4

   

連休がきたら中華ですね。と言った感じで、思わず餃子の王将に足を運びたくなるアップトーキョーです。

そんな黄金週間を狙い澄まして、違法アプリがApp Storeに直撃してまいりました。

圏外から総合1位に大爆進してきたのは、App Store総合ランキングにコピーアプリが蔓延る「Music FM」系の無料音楽アプリでした。

■緊急急上昇速報■
2017-05-04 13:00
圏外→1位
Huayun Zhang
Music FM 全て無制限で連続再生聴き放題!
カテゴリ:エンターテインメント

500件を超える☆5レビューは、App Storeから消され復活を待ち望んでいた中高生の歓喜渦巻く絶賛の嵐となっておりました……。

 
「違法だから消されるのは分かっている、でも神アプリ」というような、遵法精神のなさが若い世代を中心に蔓延していることがよく分かります。

 
またスマートフォンはAndroidを使用しているが、MusicFMのためにiPod touchを調達したという気になる記述も。

この手のアプリは、審査のない無法地帯Google Playの独壇場であると思っていましたが、対策され入手困難となっているのでしょうか。

審査のあるApp Storeの総合ランキングを見ると、無料音楽アプリがとても多くランクインしているのが分かります。

これらが、どれだけ音楽市場へ悪影響を与えているのか。MMD研究所の「2017年3月スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」にて、異常とも言える結果がアンケートで明らかになっていました。

スマートフォンで音楽を再生すると回答した人(n= 1,283)を対象に、どのような方法で音楽を聴くのかについて聞いた(複数回答)ところ、「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が60.9%、「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が34.5%、「無料音楽配信サービスまたはアプリから聴いている」が31.3%となった。

さらっと書いてありますが、スマートフォンで音楽を再生すると回答した人の中の、実に31.3%が「無料音楽配信サービスまたはアプリから聴いている」だそうです。この数字には、Appleによってすぐに削除されたり、違法アプリであることが分かっていながらも、正直に答えた人が含まれる数字でしょうが、さすがに公言しちゃマズそうだと思った人は入っていないわけですよね。

さらに驚異的なのはOS別だと、AndroidよりiOSの人が10%以上多いという異常さ加減を呈しております。

iOSで、無料音楽アプリの利用者が4割へ迫る中、定額制音楽アプリはたったの7%です。Androidユーザーは無料音楽アプリの利用者がiOSより12%も少ない分、定額制音楽アプリは11%と多いことも重要な指標でしょう。

iPodやiTunesでデジタル音楽市場へムーブメントを起こしてきたAppleが、App Storeで大量に流布される違法無料音楽アプリで、音楽業界を崩壊へ導いていると言っても過言ではありません。

5月4日、ゴールデンウィーク真っ只中、違法無料音楽アプリがApp Store総合ランキングの1位となっている。それが真の姿なのです。