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グリーとガンホーのソシャゲが景品表示法違反の措置命令3連発で梅雨明けの夜空を彩る #AppStore定点観測 7/19

   

本日7月19日、消費者庁は、グリーの年末年始キャンペーンとガンホーのパズドラ、ディズニーマジックキングダムズのイベントガチャについていずれも景品表示法に基づく措置命令を発表しました。

グリーが高額家電の懸賞でやらかす

消費者庁は、本日、グリー株式会社に対し、同社が供給するオンラインゲームにおけるアイテムの使用許諾に係る表示について、景品表示法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました(有利誤認表示)。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_170719_0001.pdf

グリーはガラケー向けとのことですがひどいもので、昨年末に行われた「年末年始キャンペーン」のプレゼントイベントにて、期間中のゲーム課金額に応じて貰える抽選券で家電などの豪華賞品が100名に当たるという懸賞に応募させて、実際は5〜30名にしか当ててなかったそうです。詐欺かよ。

当選本数一律100本に対して、実際に当たった人は5本とか30本、ズコー!

これがどうしてバレたのかと言いますと、内部通報かなと思ったのですが、どうやらスマホ版の同じキャンペーンの当選数との乖離があったようです。ガラケー、スマホの二台持ちマンセー。

・金コース (計50名)
 -EPSONスマートグラス MOVERIO BT300 (10名)
 -YAMAHA Digital Sound Projector(ホームシアター) YSP2500S (10名)
 -Dyson DCモーター搭載 リモコン・空気清浄機能付ファンヒーター Dyson Pure Hot + Cool Link HP02IB (10名)
 -CEREVO 携帯型心理診断鎮圧執行システム DOMINATOR SPECIAL EDITION CTP-DM01A-SP (5名)
 -XYZprinting 熱溶解積層型3Dプリンター ダヴィンチ 2.0A Duo 3F20AXJP00J (5名)
 -OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡダブルズームキット OMDEM10MARK2EZ ダブル (10名)

http://campaign.gree.net/present/newyear?campaign_id=149
(スマホ向けのイベントページには本当の当選数が書いてあった)

ちょっと引っかかったのが、7〜10万円コースという高額な懸賞の景品です。1000コインをゲームに課金すると一口分の抽選に参加できるチケットを配布ということですが、1000円の課金に対して抽選で与えられるのは20倍の2万円までのはずです。ここが消費者庁からお咎めなかったのは、仮想通貨ならではの裏ワザでもあったのでしょうか。

一般懸賞規制の概要 : 懸賞とは、どのようなものなのでしょうか。
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/qa/keihinqa.html#q3

ガンホーがパズドラとマジキンでやらかす

消費者庁は、本日、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社に対し、同社が供給する「パズル&ドラゴンズ」と称するオンラインゲーム及び「ディズニーマジックキングダムズ」と称するオンラインゲームに係る表示について、景品表示法第7条第1項の規定に基づき、措置命令を行いました(優良誤認表示及び有利誤認表示)。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_170719_0002.pdf

パズドラは2/13〜26に行われた究極進化ガチャのイベントで、全てのモンスターが「究極進化」の対象となるかのようにニコ生で言ったりバナー出したりしてたのですが、そうじゃなかったそうです。これもひどい。

さらにはディズニーマジックキングダムズでは、昨年11月頃キャラとジェムのお得パックをバナーで大々的に売っていたところ、別々に買っても同じ値段だったそうです。やっぱひどい。

そんな風に、いずれも課金に絡んでお得に見えて実はそうではなかったという景表法の「有利誤認」での措置となりました。

グリーでは期間中のキャンペーン課金者に返金するといった対応をしているそうです。もうさすがにスマホに乗り換えちゃったりしてるかもしれませんが、お心当たりの方はぜひ。

利用者からの指摘を受けて年1月13日に正しい表示に修正したうえで、2月21日より、フィーチャーフォンから上記キャンペーンに有償コインを消費して申し込んだユーザーに対象に、全額返金手続きを開始しているとのこと。無償コインを消費して申し込んだ場合、GREEアカウントに全コインを返却したとのこと。

このようにアプリやソシャゲで遊んでいて、課金した後に「あれ?これおかしいな」などということがあれば、泣き寝入りせず「景品表示法違反被疑情報提供フォーム」から通報したりするのも有効な手段となりますね。

そんなソシャゲ界の巨大企業の織り成す景品表示法3連発の梅雨明けの夜空となりましたが、App Storeでは相変わらずランキングでの有利誤認行為が跋扈しております。話題のSAT-BOXさんの新作もブーストに名乗り出ました。

Rio Miura「流しそうめんエクストリーム – 2017」
https://appsto.re/jp/-HxDkb.i

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SAT-BOX「机で野球」
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モバイルインターネット界はどこもそうかというような事案ではありますが、100円賭博アプリまで堂々と配信されているアプリ業界に、関係省庁からさらなる健全化へ向けて、消費者保護の観点から一層の対策が成されることを期待しております。