アップトーキョー

トーキョーを加速(ブースト)するアプリを紹介

上場企業のモラル欠如ここまでーーグノシー株主総会でリワード広告について聞かれ、壮大にすっとぼける #AppStore定点観測 8/25

   

本日8月25日、六本木アカデミーヒルズのホールで行われた株式会社Gunosyの定時株主総会が行われました。

こちらの株主からの質疑応答にて、「App StoreやGoogle Playの規約違反行為」であるリワード広告をグノシーが活用していることを問われ、その回答が「アクティブ率を高めるため」という、手段のためなら企業のモラルやコンプライアンスは問わないと高らかに宣言するような模範回答を行なったと、IT・ゲーム界のスーパー株主ブロガーであるスズキオンラインさんが現地よりリアルタイムまとめで報じました。

Q グーグルやアップルが規約で禁止しているリワード広告を行っているが、どういう認識か。別にいいとも思うが、リワード広告はアクティブユーザー数増加につながりにくいのは常識。リワード広告経由のDL数やアクティブユーザー数はどのくらいか

福島:リワード広告を用いているのは、DL数や一時的なアクティブユーザー数を水増しするためではない。DLから7日後や30日後のアクティブユーザー数増加を指標にしている。水増しでは企業価値向上につながらないので、アクティブユーザー数を増やすことが大事だと認識している

規約違反を問われながらも「リワード広告を用いている」と回答できる確信犯的な開き直りっぷりと、「ダウンロード数やアクティブユーザー数の水増し」が目的ではなく→(豪快に略)→「ダウンロードから7日後や30日後のアクティブユーザー数増加」が目的と述べていたようです。

ダウンロード数の水増しが目的ではないとしながら、グノシーのプレスリリースは枕言葉のように「国内○○万DL突破」と水増しした累計ダウンロード数ばかり主張するのは何故なのでしょうか。

では「リワード広告」による不正行為は、このダウンロード数水増しのためだけにあるのか?

いいえ。

累計1,500万ダウンロードのうち、報酬を与えてダウンロードしてもらった水増しダウンロード数は、せいぜい100万ダウンロード程度でしょう。リワード広告の主目的はそこではありません。短時間でダウンロードを爆発させることで、「ランキング不正操作」をすることです。

数十円の報酬を得てダウンロードした若年層ユーザーは、その後グノシーを使い続けることはゼロに等しいのです。アクティブユーザーのアの字も残りません。しかしながら、まったく使いもしない小遣い中高生によって上位へ押し上げられたApp Storeランキングによって、水増しダウンロード数の何倍もの一般ユーザーをだますのです。

みたいなことはもう2年以上前から指摘されています。

なのに、今日もグノシー社は株主総会で、リワード広告について「ダウンロード数やアクティブユーザー数の水増し」が目的ではなく→「規約違反のApp Storeランキング不正操作で、上位ランキングにステマで表示されることで、たくさんのiPhoneユーザーを人気のアプリであるかのようにだましてダウンロードへ促す欺瞞的行為をして」という箇所は、分かっていながらも株主に対して指摘されても説明すらせず→「ダウンロードから7日後や30日後のアクティブユーザー数増加」が目的と述べていたようです。

そんな株主総会での壮絶なすっとぼけぶりを披露した本日でさえ、アプリ「グノシー」はおこづかいアプリに表示されているのでありました……。

また今日は有名なタイトルもブースト再開です、ご紹介しましょう。KOF98!!

Ourpalm Co.「THE KING OF FIGHTERS ’98UM OL」
https://itunes.apple.com/jp/app/the-king-of-fighters-98um-ol/id1128691363?mt=8

App StoreやGoogle Playの規約で禁止されていることを、守りもせず、堂々と「行なっています」なんて公言するくらいなら、どうかぜひ独自のプラットホームをお作りにでもなって、App StoreやGoogle Playでのアプリ提供は取りやめていただきたいと思います。

ユーザーをだまして、メディアをだまして、株主をだまして、さらにプラットホームの規約違反を犯してまでも、自らの利益のためだけに不正行為を繰り返すのが、果たして企業の役割なのでしょうか。