【謎】ブーストが過去の威力を取り戻しつつあります #AppStore定点観測 3/5

午前10時くらいにブーストを開始して、1000件→1500件→2000件と17時〜18時のピークに向けてダウンロード数を増やしていく多段ブーストが当たり前になって半年が経ちますが、その要因はおこづかいアプリの減少により1時間あたりの消化数が減ったからでした。
しかし最近、17時にはじめてブーストを開始した非ソーシャルゲーム系のクソアプリが、初登場で10〜20位台へ圏外から爆進することができるようになってきました。
2日前、3月3日の17時に「ホームラン競争3D」がブーストを始めます。
今までならこの時間に始めても時すでに遅し、ランキングに埋もれるはずでしたが……
なんということでしょう、4時間後の21時のランキング更新で初登場総合10位となりました。
17時にほぼ単独でブーストを始めて……
3時間後の20時には16位で初登場。
このアプリはその後もブーストを続行し、週末土曜日に狙いを定め、本日土曜日の16時台にはブースト勢の中では最上位の総合5位にまでなっています。
今日も以下のアプリが17時開始となっています。いずれも新規アプリであること、リワード広告以外を利用しないであろう中小規模の企業のアプリであることが共通点。今夜半から明日の動向に注目です。
App Store全体のダウンロード数が減少したことにより、おこづかいユーザーのダウンロード数がランキングへ多大な影響を及ぼすようになったのか、それともウェブ上のポイントサイトなどがユーザーを増やして1時間あたりの消化数を増加させたのか、その原因は分かりませんが、相変わらずのいたちごっこが続いているのは間違いないでしょう。
儲けることしか考えていないネット広告業界に自主規制など自浄努力を求めるのはもはや期待はできません。
プラットホームによる厳格な制裁、景品表示法の優良誤認行為として規制するなどの対応が求められます。